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【ASJJF】TOKYO SPRING 2022レポート


ASJJFの春の祭典、トーキョースプリングが3/27(日)、東京・大久保のGENスポーツパレスにて開催された。

昨年12月末にはトーキョーウインターが開催されており、季節ごとに開催していくシーズントーナメントのようで、ASJJFにとっては2022年度の初開催の大会だ。

今大会の前日には同会場でアマ大会の「ARTチャレンジ」とプロ大会「ART」が開催され、前日に引き続き2日連続で、中には3大会全てに出場した選手もいた。

長く続いていたコロナ禍による“まんぼう”ことまん延防止等重点措置も終わり、久しぶりに有観客での開催となった今大会はノーギ・キッズ・アダルト&マスターが同時開催され、大きな賑わいとなった。

定期的にプロ大会「ART」開催の意向があるASJJFだが、そこに出る選手たちの起用はレギュラートーナメントの戦績が不可欠なため、こういったレギュラートーナメントの定期開催は必須。

レギュラートーナメントで選手が活躍して大会が盛り上がっていけば、その熱がプロ大会にも波及していく相乗効果が期待でき、またプロ大会に出たい選手がレギュラートーナメントにも参戦していくという流れになっていく。

そのためにもプロ大会はもちろんのこと、レギュラートーナメントもしっかりと盛り上げていって欲しいところだ。


マスター2黒帯ヘビーで優勝の松村威(野武士)。自身が代表を務める野武士はキッズ育成に力を入れているが、松村は指導者としても選手としても素晴らしい活躍ぶりだ。


マスター2黒帯のウルトラヘビー&オープンクラスを制しWゴールドとなったクレイトン・マノエル(Impacto Japan BJJ)。コロナ禍で試合の機会がなかったが今大会で復帰し相変わらずの強さを見せた。


石田浩(頂柔術)はマスター3黒帯フェザーの3人巴戦を制して優勝。持ち前の粘り強さでドロ臭い試合をしながらも2試合を勝ち抜いての金メダル獲得だ。


今大会の前日に行われた「ARTチャレンジ.1」にも出場していたマルコス・ナカムラ(Impacto Japan BJJ)だが、前日に続き連敗を喫した。「昔みたいに動けない。もうトシかな?」と弱気発言。


マスクを被りプロレス活動にも積極的な小岩健一(トライフォース)がマスター4黒帯ミドルのワンマッチ決勝戦でウビラジャラ・ユキモト(Impacto Japan BJJ)から勝利して優勝を果たす。


マスター4黒帯オープンクラスのジャイルトン・クーニャ(カーロストヨタ)と小岩健一(トライフォース)のワンマッチ決勝戦はジャイルトンに軍配。小岩のWゴールドの夢は儚く潰えた。


マスター5黒帯ライトのワンマッチ決勝戦はエジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)と福地朝武(ねわざワールド品川)の試合だったが、試合途中に福地が負傷棄権でエジソンの勝利となった。


今大会で唯一のアダルト茶帯マッチはオープンクラスのコリン・エディントン(IVAN SAKAMOTO BJJ)と藤田大(パラエストラ千葉)の初対決。ARTチャレンジで惜敗したコリンが奮起して勝利、前日の雪辱を晴らす。

Photo and text by 橋本欽也/Kinya Hashimoto

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