7月2日(土)に開催されたJBJJF第10回全日本ノーギ柔術選手権。今回は茶・紫帯のトーナメントの模様を紹介する。
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茶帯で試合が成立したのはライトフェザー、フェザー、ミドル、そして無差別の4階級。ライトフェザー級は橋本圭右(フィジカルスペース柔術アカデミー)が13-0の大量ポイントで伊藤彰男(RRT)を退けてワンマッチ決勝を制した。
フェザー級は6人トーナメント。初戦はシード、2回戦は24-0というワンサイドゲームで勝ち上がってきた中島康輔(トライフォース柔術アカデミー)と、同じくシードで2回戦をフットロックで秒殺勝利した長谷佑馬(パラエストラ吉祥寺)の決勝は、試合中盤でサイドを奪った中島をバギーチョークにとらえた長谷が4分31秒、一本勝ちで優勝。
ミドル級のワンマッチ決勝は、ジョーダン・ロス(トライフォース柔術アカデミー)が勝利。松井大次朗(PATO STUDIO)を2-0、A9-0で退けた。
無差別は柳井夢翔(リバーサルジム新宿Me, We)が優勝。ミディアムヘビー級は一人優勝だった柳井は1回戦シードで迎えた2回戦、ジョーダン・ロスをわずか34秒でチョークで下し、ライト級一人優勝の福島聖也(CARPE DIEM)と決勝で対戦。ノーポイントのレフェリー判定をモノにして、2018年以来の頂点に立った。
茶帯と同じく4階級で争われた紫帯はCARPE DIEM勢が存在感を示した。7人が参戦したフェザー級は、1回戦シードの伏見達之介(CARPE DIEM)が対戦相手の負傷欠場により、2回戦を戦わずして決勝へ。井関遼(トライフォース柔術アカデミー)、伊東大生(ヤウェイ柔術アカデミー)を下して勝ち上がってきた日置研(CARPE DIEM MITA)と決勝で対戦し、伏見が6-0で金メダルを手にした。
5人トーナメントのライト級決勝は、ケルビン・ルイズ(KUSSANO TEAM)をレフェリー判定で下した為房虎太郎(CARPE DIEM)と、八木隆志(今成柔術)からチョークで一本勝ちの下前快喜(リバーサルジム新宿Me, We)が顔を合わせ、為房が開始早々に両足担ぎからバックを奪取し、RNCで一本勝ち。45秒の秒殺決着だった。
ミドル級は渡邉将規(アライブ)が糸洲実(リバーサルジム新宿Me, We)を8-0で下してワンマッチ決勝を制した。
13人参戦の無差別を制したのはライト級優勝の為房。初戦で糸洲をRNC、2回戦でルイズを2-0で下した為房は、決勝でフェザー級3位の伊東と対戦し、6分8秒、RNCを極めてダブルゴールドを獲得した。
Photo and Text by 成田敏史/Satoshi Narita
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