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【コラム】長谷川亮の絵と格闘技と私【第12話】

長谷川亮の絵と格闘技と私【第12話/全12話】

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「花くまイラストクラブ」

1年やらせてもらった本連載も今回が最終回。絵にまつわるあれやこれやを書いてきましたが、「花くまイラストクラブ」に入ったのがちょうど10年前の2012年。“十年一昔”なんて言ったりしますが、情報量が多く、移り変わりも早い現在は10年前だと二昔か三昔ぐらいに感じます。今回はそんな最終回を彩るべく、イラストクラブ主宰の花くまゆうさく先生に話を聞きました。

イラストクラブ入会は2012年でしたが、先生と初対面したのは2003年9月、『ZST.4』のジェネシスバウトに先生が出場した時でした。たしかこの時すでにイラストクラブはスタートしていて、“行きたいなぁ”とボンヤリ思っていた記憶があります。実際いつから始まっていたのでしょうか。

「もう忘れちゃったんだよね(苦笑)。90年代にやっていたのかどうか……。バリジャパのヒクソンが94、95年で、その頃はまだやってないから2000年ぐらいなのかな」

格闘技が過去の出来事を思い出す基準になっていていいですよね。よく“あの子が何歳の時だから……”と子どもから記憶が引き出されたりしますが、ひとり者の自分はこの手法を用いていくことになりそうです。

「池袋コミュニティ・カレッジの人に頼まれて、どうしようかなと思っていたんだけど押し切られてOKして、最初は月2回の夜だったんです。それでやってて、月2だとすぐ次の回が来ちゃう感じだったので月1に、土曜日の午前中にしてもらったんです」

途中休止も挟みながら続いたイラストクラブ、最終期はまた月2回に戻りますが、月1回・土曜午前中のスタイルが長かったようです。長谷川が入会した2012年時も土曜午前中に開催されていて、「せっかく土曜の朝からこんな絵を描いてるんだから、思い切って描いた方がいいよ」と言われたのを覚えています(※デコトラや女子プロレスラー、お城なんかを描いてました)。

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